
こんにちは!
前回は保活の始め方について解説しましたが、
今回は保活に必要な「点数」について。
- 名古屋市で保育園入園を考えている
- 無職だけど保育園に入れたいと思っている
- なるべく希望の保育園に入れたいと思っている
という方に向けて、実際私が試して正解だったコツを詳しく解説しています。
認可保育園にい入るための選考は家庭状況をポイント化した「点数」によって行われます。

この「点数」がどのような仕組みになっているかを実際の例を見ながら
わかりやすく解説していきますので、よかったら最後まで見ていってくださいね♪
点数とは?

就労状況や健康状態といった保護者の基本情報をポイント化した点数のことです。

これがホントに大事な基準です。
まずはこの基準指数を上げていくことを考えていくと良いでしょう。
※名古屋市の場合A~H
家庭状況に合わせて加点・減点の調整をする点数のことです。

いわば補助的な役割です。
※例 同一ランク同士の優先順位を決める調整点数
A+5 A-2 など
名古屋市を例に実際の基準点数をみてみましょう

補足は記入しています
基準指数

調整指数


実際に計算してみましょう

まずはAさん

①就労の内定 ということになります。
基準表によると、内定だと1ランクダウンになりますが、
現在別会社に所属していることになりますので、Aランクのまま申し込みができます。
申し込み時点で会社に在籍しているかがとても有利になるポイントになります。

Bさんの場合

②求職中という扱いになります。

その場合は仕事を探している証明(働く意欲の確認)が必要なのでハローワークで必要な書類をもらってきてください

(アイコンかぶっているのはスルーしてください…)
確かに、保育園が確定していないと内定をもらえない会社もたくさんあります。
かといって仕事も決まっていないと保育園も入りずらい状況。

という負のループをどうにかしてほしいものですよね・・・
この状況は育児休暇を取っていない人は一度はぶち当たる壁なのではないでしょうか。

そんな無職の主婦の方もランクアップできるのでランクアップしたい方は
下の見出しをご覧ください。

Cさんの場合


基準表そのままですね。
- きょうだいで同じ園に入れる
- 小規模保育施設からの卒園
はとても強みになります!

バリキャリDさんの場合

なぜかというと、お分かりの方もいらっしゃると思いますが、
産休前はもともと週40時間以上働いていたからです。
そして時短勤務で実働は短くなってもそれは今だけとみなされるからです。
時短勤務は子供が小さいうちだけの制度です。

時短勤務はこどもの家庭保育の時間を増やすため国が決めた制度なのでその為にランクダウンすることはないよ!
と問い合わせた保育園案内人さんがおっしゃってました。
そして0歳児は「前年度の園児が上に進級する」ことがないので募集人数は他学年に比べとても多いです。

4月の入園枠とは別で「育休明け枠」が存在している保育園も多いのでDさんはとても保育園に入園しやすい状況と言えるでしょう。

最後は母子家庭のEさんの場合

①③母子家庭の場合3ランクアップになるので基準指数はAとなります。
②大事なのはここです。
Eさんはご実家で暮らしているので-2になってしまいます。
ですが、Eさんのご両親は働いています。

お世話手伝ってもらえるわけじゃ・・・と思いますよね。
でも、-2になってしまうんです。
親が働いていても働いていなくても保育可能な(年齢、健康状態など)人が同じ家にいるだけで保育可能と判断されてしまうんです。
もし母子家庭の場合でこれ以上点数アップしたい場合は、実家の近くで家を借りて、必要な時に実家と家を行き来する。
ことですかね。

家庭の状況も様々ですから、一概には言えませんが・・・
どうすれば希望の保育園に入れるか、戦略を立てよう

まず、Aさん~Eさんをみてお分かりいただけましたか?
正社員でも、パートアルバイトでもランクに違いはないのです。

育児休暇の+加点はあっても基準指数のランクは変わらないのです。
雇用形態ではなくあくまで勤務時間での選考になるんです。
ランクアップをする
Bさんのように無職の場合まず申し込みの時点で仕事をしているとよいです。
極端な話、申し込む時だけでもいいんです。
「会社に所属している」だけでランクアップできます。
具体的には
- 途中入園で空きのある保育園に入園し仕事を始める→その仕事内容のランクで転園希望を出す
- 託児所付きの仕事をはじめ→ その仕事内容のランクで転園希望を出す
- 転職エージェントに登録し内定をもらってから申し込む
という方法でランクアップができます。
途中入園する
園児が引っ越しや家庭の事情などで転園をすることがたまにあります。
役所に行き空きが出たところはないかを聞いたり、空きが出た際に連絡をもらうようにすることもできます。

もし空きが出た際は「何週間以内に入園するかを決めないといけない」という縛りがあるところがほとんどなので判断を急ぐ必要があります。
託児に預けて仕事を始める
例えば、有名どころだとヤクル●さんですね。
全国にありますし託児料も安い、そして募集も常にかかっている所も多いので保育園入園前に入れる方はとても多いです。
「とりあえず職が決まること」を前提としているので、まず働いて、ランクアップをすれば保育園入園に一歩近づけます。
転職エージェントに登録する
最近では女性のための転職サイトが普及してきています。
女性が働く環境が増えたことによって、ブランクがある方や未経験の職種でも採用を進めている企業も多いです。

登録するだけはタダですから、一度登録してみてゆっくり検討するのがストレスなく保活を進めるカギです。


小規模保育園を検討する
AさんBさんの下の子、Dさんのお子さんは未熟学年なので小規模保育園(保育室)の選択もできます。
3歳までの子が通える保育園のことで、年少を迎える子たちは卒園して
年長まで通える園保育園、もしくは幼稚園、こども園に転園していくことになります。

その手間を考え第一希望で入園したいと考える家庭は少ないです。
その為ランクが低く第一希望の園に落ちてしまった方や一次では申し込みできなかった方が多く、少し入りやすいといえます。
小規模保育園を卒園すると調整加点が+5点もらえることと、大型の保育園と提携していて卒園するとそのまま転園がスムーズにいく園も中にはあります。

地域にもよりますが、年少クラスからスムーズに転園ができる仕組みにもなっています。
認可でしたらおおもとの管理や保育料の決定も自治体なので、安心して預けることができます。
転園の際の見学や手続きだけが少々の手間ですが、
安心感を求め選択に入れることもおすすめします♪
同一ランクで争うことになった場合の優先順位
希望の園を記入する時に考えること
最後に、全員に対して言えることですが、自分の点数を把握したうえで、
とにかく入りたい園より自分のランクで入りやすい園を第一希望にしてください。
そしてここで大事なことが、今年度入園した園児の最低ランクを聞くです。

役所の窓口で、今年度入園の最低点数が聞けるんです!
すごいですよね!
「あくまで今年度」の話ですがこれは大変ありがたい情報です。
なぜなら、例年通りいけば入れそうな園を第一希望に書けば選考での優先順位が高くなるからです。

例えば上の画像の場合
Aさんはみかん保育園とりんご保育園、どちらを第一希望にしようか悩んでいたとします。

そうですよね。みかん保育園の方が入れる確率が高いですよね。
Aさんと同じA+3ランクの方がいたとして、相手の方は第一希望に入ることができず第二希望の選考に回ってきたとします。
その場合、第二希望に書いていた相手の方より第一希望に書いていたAさんの方が選考が有利になります。

自分の点数、希望園の例年の点数を把握したら
このように戦略を立てて挑むことで、保活成功の道へ近づくのです。
前記事でも書いていたように、保活への一歩はまず役所の窓口に行くこと。
窓口で検討している保育園の点数を聞きましょう。
まとめ
ここでは点数アップのコツや優先順位を上げるコツを書いてきましたが
やはり大事なのは自分の点数を理解し点数アップができるのかを考えることです。
家庭の状況やお子さん、お母さんにあった保育園をじっくり探してみてくださいね。

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